ボトックスビスタ
表情ジワの改善や小顔効果にボトックス注射
厚生労働省より承認を受けたA型ボツリヌス毒素製剤
ボトックスとは、ボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の一種で、A型ボツリヌス毒素を有効成分としています。A型ボツリヌス毒素は、主に筋肉の収縮を防止する効果が期待できます。この効果を活用し、筋肉の動きを止めてしわを軽減したり、発汗を抑えることができたりと、多様な用途で用いられています。ボトックスビスタは、特に表情ジワの改善や小顔効果に効果が期待できます。
ボトックスビスタはこのような方に向いています
- フェイスラインをスッキリさせたい
- しわを改善したい
- エラが張っている
- ガミースマイルになってしまう
- 口角を上げたい
- 多汗症で、汗や脇の匂いが気になる方
- 肩凝りに悩んでいる
- 筋肉で太く見える
ボトックスビスタの施術について
しわボトックス注射
注射した部分の筋肉の動きをボトックスの筋弛緩作用で抑えることにより、しわを治療します。治療だけでなく、しわを予防することも可能です。額、眉間、目尻などのしわ改善に効果が期待できます。すべてのしわを取ろうとすると、表情筋が弱まり無表情になってしまったりする可能性がありますので、ご希望に合わせて医師が調整させていただきます。
小鼻ボトックス注射
ボトックス注射で、鼻の広がりを改善します。
小鼻を横に引っ張る筋肉にボトックスを注射することで、鼻の広がりを抑えるため、理想の小鼻へ近づけます。
注射のみのため、メスを使わない施術が可能です。
あごボトックス注射
あごの筋肉(オトガイ筋)に力が入っていると、しわができてしまいます。ボトックス注射の筋弛緩作用によって、オトガイ筋の力を弱めることで、緊張がとれ、あご先が出た綺麗な輪郭になります。
エラボトックス注射
発達してしまったエラ部分の咬筋(こうきん)にボトックス注射をすることで、エラの緊張を緩め、エラの張った輪郭を改善します。エラが張っている方、下膨れを気にしている方は、骨削りなどをしなくても、咬筋にボトックス注射を行うことで改善が可能です。エラの張った方は咬筋が発達していますので、咬筋が緩くなくなるだけでも小顔効果を得られます。また、定期的に施術することで咬筋の筋線維が細くなり、その後は施小顔効果を継続させることができます。
ガミースマイルボトックス注射
笑うと歯茎が出てしまうガミースマイルでお悩みの方もボトックスで改善可能です。ガミースマイルになる方の原因の一つとして、鼻の横の筋肉が強いため、笑った時に上唇を持ち上げすぎてしまうことが挙げられます。ガミースマイルのボトックス注射では、上唇をボトックス注射で調整することで自然な笑顔にします。
口角ボトックス注射
口角が下がらないようにボトックス注射で口角を下に引っ張る筋肉の力を弛緩させ、自然と口角が上がるようにします。口角を上げることで、優しい印象の表情にすることが可能です。
ふくらはぎボトックス注射
脚痩せ、ふくらはぎの部分痩せは、ボトックスの効果によってふくらはぎの筋肉を退縮させることで、脚をほっそりさせる治療です。ヒールを履いた際にできる、ふくらはぎの筋肉の盛り上がりにも効果的で、ダイエットだけでは中々難しい、美しいラインのふくらはぎに近づくことが可能です。
肩こりボトックス注射
肩こりとは、肩や首の筋肉が緊張して収縮することで、肩の一部が循環障害を起こし、強張っている状態です。筋肉を弛緩させるボトックスを肩に注入することで、筋肉の張りを解消し、肩こりを和らげる効果が期待できます。肩こりを解消することで、首が長く見え、バランスが良くなる上に、なだらかな美しい肩のラインになるという効果も期待できます。
多汗症ボトックス注射
多汗症、わきが治療にもボトックスは使用されます。わきの下は、もともと汗腺が密集しているため多汗症を起こしやすい部位となっています。汗は、神経伝達物質(アセチルコリン)によって伝達される交感神経の命令により汗腺から分泌されます。多汗症の原因としては、交感神経が過剰に働いてしまうことです。多汗症ボトックス注射では、汗腺への神経伝達をブロックし、発汗を抑制します。ボトックス注射による多汗症の改善の効果は約8ヶ月持続します。完治させるための療法ではないため、3〜6ヶ月に1回程度、定期的な注射が必要になります。
ボトックスビスタの特徴
アラガン社のボトックスビスタは、しわの治療の用途として日本で唯一厚生労働省より2009年に承認を得ました。
治療技術や製剤の取り扱いや関連知識などを習得する講習を受講し、資格を取得した医師のみ使用できる薬剤です。(アラガン社のボトックスビスタは、現在、70カ国以上で承認され、その安全性や効果は確立されています。)
ボトックスビスタによって期待できる効果
- しわの改善
- 小顔
- リフトアップ
- エラの張り
- ガミースマイルの改善
- 口角を上げる
- 多汗症
- 肩こりの改善
ボトックスビスタで使用する薬剤
ボトックスビスタ
ボトックスビスタは、日本で唯一厚生労働省より承認された、A型ボツリヌス毒素製剤です。
ボトックスビスタとボツラックスの違い
ボトックスビスタ
A型ボツリヌストキシン製剤で、2009年1月に厚生労働省に認可され、国内で唯一の承認薬となった安全性、効果、症例数ともに信頼性の高い製剤です。
ボツラックス
KFDA(韓国食品医薬品安全庁)に医薬承認された製剤です。効果や持続期間はボトックスビスタと同等ですが、ジェネリック薬品(後発薬品)に相当します。そのため、ボトックスビスタに比べて、施術費用を安く抑えることが可能です。
ボトックスビスタを受けられない方
- 妊娠中またはその疑いがある方
- 使用薬剤にアレルギーがある方
- 重大な既往症のある方
- その他、医師が不適当と判断した方
※その他、医師の判断で施術できない場合があります。予めご了承ください。
ボトックスビスタの施術前注意事項
服用する薬によっては、ボトックス注射を併用すると効果が強くなりすぎる薬の場合があります。そのため、他クリニックや病院から薬を処方されている方、市販薬を服用している方は事前にお申し出ください。
確認後注射可能か判断いたします。
ボトックスビスタのリスク・副作用
注射部位の痛み、腫れ、内出血、赤み、倦怠感、表情の強張り、筋力低下などが生じることがありますが、数日で落ち着きます。
ボトックスビスタの施術の流れ
カウンセリング
ご希望やお悩みを伺い、最適な治療方法をご提案します。
洗顔
注入部位にメイクをしている場合は、洗顔をしていただきます。
施術
施術部位を冷却し、注射の感覚を鈍らせます。
ご希望の部位にボトックスを注射します。
施術終了
ダウンタイムはほとんどありません。
治療後はメイクをしてお帰りいただけます。
ボトックスビスタによる施術後の注意
施術当日の飲酒や激しい運動など血流を良くする行為は、内出血のリスクを増大させますのでお控えください。
ボトックス注射後24時間は注射部位およびその周辺を揉んだりこすったりしないよう、ご注意ください。
ボトックス注射当日は少し突っ張った感じがありますが、時間の経過とともに減少します。
内出血となるケースがありますが、時間の経過とともに気にならなくなります。
ボトックスビスタについてのよくあるご質問
- ボトックス注射でしわは改善されますか?
- 表情筋の動きを止めることで、しわを改善し、将来的にできるしわも予防します。
関連治療メニュー
ヒアルロン酸注入
ボトックス注射
筋肉の動きを止めることでしわの改善や、発汗の抑制など、多様な用途で使用されます。
脂肪注入
採取した脂肪をご希望の部位に丁寧に分散・分層注入することでリスクを抑えながら自然にボリュームアップが可能です。
眉下切開
加齢や脂肪などで、目元が重たい印象でお悩みの方へおすすめの施術です。
目の下のクマ・
たるみ治療
糸リフト
ハイフ(HIFU)
リジュランi(サーモン注射)
またヒアルロン酸やボトックスが使用できない部位のしわに対して使用する場合もあります。